世の中をより一歩知る自己牧会ブログ

OUTPUT用のブログです。今を強く生き抜くために必要なことを分野問わず共有したいと思っています。

自己牧会の始まり、世の中のなんで?をつぶしていく。~よく見る政治的主張について~

こんにちは、まえぴーです。

選挙が近づいてくるせいか、いろんな政治のポスターを見ます。

 

そういえば先日、金融庁が95歳まで夫婦で暮らした場合2000万円足りないということが言われましたね。麻生財務大臣は正しい報告書じゃないと言うことで受け取り拒否をしましたけど。

年収が 200万円以下のワーキングプアも多いですし、 3組に1組が離婚して母子家庭も多いし家計は大変。日本人の初婚年齢は男性は平均31歳、女性は29歳、女性の社会進出(良いこと)とともにどんどん晩婚化が進む。子供が少ないと、税収は足りなくなる。しばらくは高齢者人口が増え医療福祉にかかるお金はどんどん増える。団塊の世代それ以上の方々は何とか生活できるかもしれないですけども、孫の世代私たち20代30代、年金制度が保たれているかどうかわからない、保たれていたとしても個人で生活できるだけのお金が給付されるかどうかもわかりません。

 

将来のことを漠然と不安に思っている中、共産党のポスターでこんなキャッチーなフレーズがありました。

 

「 8時間働けば普通に暮らせる社会へ」

 

何か良いこと言ってる!って思いました。

 

でも、共産党ってあんまり良いイメージがない。そこで、知らないであれこれ言うのも悪いから自分でいろいろ勉強してみました。

 

共産主義とは、

財産の一部または全部を共同所有することで平等な社会を目指すと、Wikipediaに書いてあります。

 

大昔は、みんなで狩りをしてそこで得た食べ物をみんなで共有していました。その時代は、私有財産がない平等な社会でした。しかし、技術が発展し、農作とそれらを保存できるようなると、「富」が発生し、支配・搾取する社会になりました。

 

この支配する-支配される関係ができたことによって人間らしさがなくなり本来の人間らしさを取り戻すために社会主義といったり共産主義といったものが生まれたのだと思います。

 

社会主義を唱えたカール•マルクスユダヤ人でした。ユダヤ人はキリスト教の人から差別されて、まともな職に就くのが困難でした。マルクスの家族はキリスト教に改宗しましたがユダヤ人からは裏切り者と言われキリスト教の人からはユダヤ人だと差別され両方から迫害を受けました。加えてキリストの精神とは離れた資本家と労働者の間に格差があったそうです。

 

マルクスは自身の理不尽な境遇と社会の不平等さから人間を人間らしくしていないのは宗教が原因だと言いました。彼の言葉を借りると、「宗教は悩めるもののため息であり、非常な世界の情けであり、精神を失った状態の精神でありそれは民衆のアヘンである」(ヘーゲル法哲学批判序説)と言いました。ここで言うアヘンは麻薬のことではなく、宗教というのは苦痛を和らげるものであって、現状の問題の解決にはならない、気休めにしかならないと言うことを指しています。つまり宗教(神)は人間の不安を慰めるものであり人間の脳で考えて作り出した空想に過ぎないと言うのです。この発想は唯物論に該当します。

唯物論でもマルクスが言う唯物論弁証法唯物論と言われています。

 

弁証法唯物論では鶏の孵化の話を用いて説明されることが多いです。

卵の殻が卵の中身を支配して孵化すると、支配と被支配の関係が逆転すると説明されています。この例えからも「階級闘争の理論」と言われています。

 

マルクスの本の1つに「共産党宣言」があります。そこには、「共産主義者はこれまでの全ての社会秩序を暴力的に転覆することによってのみ自己の目的が達せられることを公然と宣言する。支配階級を共産主義革命の前におののくが良い」と書かれています。つまり革命のために暴力は仕方ないということですね。

 

具体的な事件はネットで調べたら見つかるものですが、日本でも火炎瓶が飛んできたり、警官を殴ったり事件がありました。

 

私はそれらのニュースを直接見たわけじゃないですか普通に考えても人が怪我したり、亡くなったりする事件を革命のためだからって言ってやるのは良くないなーってふうに思います。

 

過去にいろいろまずいことをしたかもしれないですけども今の共産党はそんなひどい事件は今起こしてないしなぁ。とりあえず暴力が世の中に受けられるわけは無いですよね。

 

今は改心して9条を守ろうとか戦争法は反対だとか暴力めっちゃ反対って感じする。

 

多分マルクスの思想は暴力では普及もうやっていけないから、私たちの文化とか生活とかナチュラルに浸透していけるような感じにやり方を変えていっているんだと思うなぁ。

 

例えば、男女平等参画社会基本法が1999年に成立したこと。

男女は平等であるべきだ。それはもっともな意見だ。能力のある女性が、「女性だから」という理由で、男性よりも出世できなかったり、やりたい仕事ができないのはよくないことだ。これを是正するのはよいことだと思う。

 

では、ジェンダーフリーについては?

男性も女性も子育てする、男女は関係ない感じ。女性としての役割、男性としての役割を論じるのがタブーな感じ。家事育児は女性がするものだっていう考え方が薄れて、女性も輝ける社会を目指す。

 

女性の社会進出、会社でバリバリ働いているのはいいことなんだけど、晩婚化、少子化、そもそも結婚しない人が増える、これでは日本の国力が落ちていくなと思う。

 

家庭を大切にする風潮が少なくなって、独身貴族、離婚多い、ネグレクト、LGBTの容認が進んでいくのかな。

 

そもそも結婚が良い、離婚がダメ、LGBTの件は倫理的にだめ

 

という既成概念はなくなりつつあるから、これもなんとも言えない。ネグレクトはやめてくれ。

 

おそらく、共産思想は暴力から形を変えて、人々の考え方に浸透してきてると思うけど、よくわかりません、調べても(笑)

 

思想の勉強は答えがないからしばらくお休みにして、別のことで自己牧会していこうと思います。