自分用 読書レビュー ~賢く「言い返す技術」~
コンビニで目に留まった本でした。やっかいな上下関係で精神をすり減らすのはやめにしたいと思って、買ってみました。
まず、「攻撃するほど弱い人間」であることを知ることが大切です。攻撃するということは、それは自分を守ることであり、恐れ、不安などがあるのです。
本書には、「攻撃してくる人」を8つのタイプに分けて書いています。
1.「王様」タイプ
2.「裸の王様」タイプ
3.「羨望」タイプ
4.「お子ちゃま」タイプ
5.「悲劇のヒロイン」タイプ
6.「置き換え」タイプ
7.「トラウマ」タイプ
8.「サディスト」タイプ
詳細は本書を読むと、それぞれのタイプに隠された心理が理解できそれに対する解決方法を考える一助になると思われます。
羨望タイプだけ取り上げると、、、
「羨望」タイプとは、「負けたくない」、「うらやましい」など嫉妬心を隠して、じわじわ攻撃してくるタイプのことです。
他者を自分より能力的に下、自分の経験や考え方が一番で、それ以外の意見や考え方は間違っている。自分の分身(自分の考え方=反論してこない)に近い人間を仲間にして、ターゲットを作り、非難することで自分の立場を守ろうとする。
相手を変えることはできない、自分が変わることができる。
自分を変えるということは、自分の心の持ちようを変えるということです。
例えば、攻撃されたら攻撃する側は満たされない思いを抱えて不幸なのだと、自分に言い聞かせるということです。
- 本書を読んで、気を付けようと思ったこと
「今日、会社の窓から朝日が昇るのをみたわ(会社で徹夜したという意味)」、「嫁さんの飯、もうずっと食べていない(家には寝るためだけに帰っている)」という発言は、「俺はたくさんの仕事を任せられている」、「俺は有能だか、お前たちは暇そう」とかそういう意味が含まれている。
そういうつもりがなくても、調子こいてこういうことを言っていたかもしれない。聞き手にどう伝わったかがコミュニケーションがだと思うので、気を付けたいと思った。
- 最後に
どんな人間関係の本を読んでも自分の職場や家庭環境に完全にマッチする事例はないし、個人差が非常にあるので、結局本を読んで「読み終わった」っていう満足感で終わって、また精神的にすり減って、また本を読んだりネットサーフィンして、「人間関係」とか検索して、同じようなことをつぶやく人を見て、自分だけじゃないんだとかを感じて、満足して、、、、
っていうのを繰り返している感じかなって思った。
いつまでも満たされない。
他者の期待を満たすために、仕事、生きているわけではない。他者(上司とか)がどう思うかどうかを気にしすぎるから、疲れる。私の価値は、その上司だけに決められるものではない。自分が決めること。わかっているけど、、
職場は人間を勉強する学校みたいなところだと思ってこれからも出勤しよう。